行政書士業務だけでめしを食っていくのは簡単ではない

専業行政書士に待ち受ける過酷な試練

行政書士のような士業のビジネスモデルは、そもそも売るものがないために、事務所をオープンしたからと云って、次々にお客さんがやってくる仕事ではないことはお察しいただけると思います。

 

 

仮に事務所を一等地に構えたとしても、看板を見て「新しい行政書士事務所が出来たから行ってみよう!」などと云う奇特な人は、まずいないと思います。

 

 

いたとしても、電気やガスの集金人か、うさん臭いセールスマンぐらいのものです。

 

 

電話もかかってこないし、無料メール相談のメールすら送られてこない。

 

 

スーツを着て、胸に行政書士のバッチを付けて喜んでも、毎日・毎月かかるランニングコストの考えると不安で眠れなくなる日々が続くはず。

 

 

確実にお金は出ていくが、お金が入るメドが全く立たない。

 

 

行政書士事務所を立ち上げても、多くの場合これが現実だと思います。

 

 

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新米行政書士が良くやるパターン

 

 

事務所の周辺部に、事務所の紹介のチラシを数千枚のポスティングをしたからと云っても、レスポンス率の低さにため息をつくのが関の山ではないでしょうか?

 

 

90%は読まれることなく捨てられるでしょうし、ゴミを増やしやがって!と嫌われることだってあります。

 

 

電話がかかって来ても、無言電話だったりもするのです。

 

 

近隣の企業のFAXナンバーにFAXDMを送り付けたりすると、紙代のムダになると眉を顰める経営者も少なくなく、お叱りの電話を受けることすらあり、顰蹙を買うのが関の山。

 

 

異業種交流会に参加して、多くの方と名刺交換しても、誰からも仕事のオファーがもらえない。

 

 

突破口や人脈開拓のためにと、要らないサービスをそそのかさせて購入してしまって運転資金が底を突くのを早めたりもする。

 

 

行政書士は必要なのか?

 

 

仮に学生時代の友人や以前勤務していた職場の仲間たちなどに開業した旨を伝えたとしても、おめでとう!!と云ってくれるが、仕事がもらえるかとなると、期待しないほうが良い。

 

 

考えてみても頂きたい、学生時代の友人が司法書士や税理士になったからと云って会社員やOLのあなたが仕事を回したかどうかを。

 

 

何かのきっかけがあれば思い出すぐらいで、一般的な会社員やOLは司法書士にも税理士にも無関係なことが多く、行政書士ももちろん無関係だし、興味もない。

 

 

それが証拠に、大学で法学部に行っただとか、金融関係や不動産関係の仕事に従事している方でないと、司法書士と行政書士の業務の違いを理解している方も少ない。

 

 

行政書士という名前ぐらいは知っていても、具体的にどんなことをする人たちなのかを知っている方は限られているのです。

 

 

離婚協議書が書けるからと云って、結婚したばかりの知人にそれを伝えても不謹慎なヤツだと思われるのが関の山だろうし、近所の年老いた老夫婦に遺産分割協議書も書けるし、成年後見遺言状の作成などを勧めたら、罵倒されるかもしれません。^^;

 

 

ネットで事務所を紹介して、無料メール相談をしても、根掘り葉掘りメールで問い合わせをしてくるのは、匿名の近隣の稼げていない行政書士初めから依頼する気もなく自分で申請したいちゃっかりした客ぐらいのものだろう。

 

 

そんなおバカメールに、真摯に受け答えしても1円にもならぬどころか、時間が刻々と過ぎていくだけなのです。

 

 

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行政書士業務と他士業者の業務の決定的な違い

 

 

弁護士、公認会計士、税理士、社労士などは会社に請われて顧問契約をするケースも多い。(近年は減ってきていますけど・・!)

 

 

しかも昨今のような士業の増加で、勤務する雇われ士業者も多い。

 

 

だが、司法書士や行政書士にはなかなかそれすらもなく、司法書士の場合は司法書士法人が会社員程度の給料からスタートして後輩たちを傘下に置く状態も無きにしも非ず。

 

ところが、行政書士法人の場合は、はなからワーキングプア程度の報酬で有資格者などを募集しているケースがほとんど。

 

 

しかも、そんな行政書士法人ですら少ない。

 

 

若くて独身の方ならまだしも、会社員で一家を支えてきた人からすれば給料は半分以下だと思って間違いない。いや、3分の1程度かもしれない。

 

 

配偶者の稼ぎが良ければ、そんな環境に甘んじて数年を過ごすこともありなのかもしれないが、これだけで家族を支えていくにはあまりに情けない報酬でしかない。

 

 

行政書士法人に入って稼げるのか?

 

 

求人広告を見ても、行政書士法人なんぞより、学歴も年齢も性別も不問で給料が多いところの求人が圧倒的に多いはず。

 

 

確かに司法試験や司法書士試験に比べれば簡単なのかもしれないが、今となっては難関試験のひとつにもなったと言われる行政書士試験に合格して、たったのこれだけ??と思える様な薄給。

 

 

こんなワーキングプアな薄給を貰うために、頑張って受験勉強をした自分が情けなること請け合い。

 

 

とてもじゃないが、妻子ある家庭持ちがまともに暮らせる様な給料ではないことは、間違いない。

 

 

だが、自分だけでは1円も稼げない専業行政書士が、行きつく先はここしかないのか?と自問自答するはず。

 

 

人に雇われたくなくて行政書士になったつもりが、アルバイトに毛が生えた程度の給料しかもらえないのも実に悲しい。

 

 

このような現実は、合格してからしか本質は分からないはず。

 

 

少なくとも受験勉強中の方は、それどころではないはずです。

 

 

合格して、真剣に行政書士になろうとしたときに、改めて愕然とする事実なのです。

 

 

その時は、ある通信教育や資格スクールの謳い文句が恨めしくなるはずです。

 

 

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